展覧会アーカイブ

ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)、京都dddギャラリー、CCGA現代グラフィックアートセンターの展覧会告知ポスターから過去の展覧会を検索できます。

展覧会情報

京都dddギャラリー第233回企画展 FormSWISS(フォーム・スイス)

2022年10月05日(水)~11月20日(日)

Designed by &Form
Designed by &Form
  • シェア
  • ツイート
  • URLコピー
オンライン環境が加速し、どこでもどんな情報でもすぐに手に入る一方、やはりリアルでしか手に入らないものもある。コロナ禍になる前の2019年。デザイナー、デザイン学校、美術館をリストアップして自らアポをとり、カメラ片手に電車を乗り継いで、ひとりスイスを旅した1ヶ月のデザインリサーチで改めてそのことを実感しました。グローバルデザインプラットフォーム「Form」はデザインスタジオ&Formが主催する、世界各国のデザイナーやデザイン教育機関との対話やリサーチを通じて、これからのデザイナーの役割や意義、思想、教育について探求し、メディアや展覧会、教育の場など多方面から発信していく継続型デザインプロジェクト。今だからこそ、改めてデザインの美しさや機能、デザインの思考、そして豊かに生きていくことなどを、ふと立ち止まって考えてみるのもいいのではないかと、思ったのが「Form」を立ち上げたきっかけです。

そのFormの第一弾としてスイスを選び、東京、神戸で行った現在進行形のスイスのビジュアルデザイン(グラフィックデザイン、タイポグラフィ、モーショングラフィックスなど)と、そのデザイン的思考やライフスタイルにフォーカスしたデザイン展「FormSWISS」の巡回展を京都dddギャラリーで開催します。スイスの小さな村や街から国境を越えて世界のデザイン界に影響を与えているデザイナーを中心に、デザイン大学、美術館など 15組への貴重なインタビュー映像の上映や現在のスイスデザインを代表するトップデザイナー達の出品展示、多分野のクリエイター達を交えてのパネルディスカッションなどを通 じて、スイスの多様なデザインや教育 、ライフスタイルや価値観などをデザイン的視点から多角的に紹介していきます。本展を通じ、私たちが思い描く従来の“スイスデザイン”のイメージとは異なるスイスデザインを体験してください。
丸山新(&Form)

お知らせ

協力体制

主催:公益財団法人DNP文化振興財団
共催:&Form LLC
展示設計:中村竜治建築設計事務所
展示グラフィック/レイアウト:&Form

Form

www.formtokyo.com
Instagram: formtokyo
Twitter: @formtokyo

丸山新(まるやま あらた)

ベネトンのFabrica 研究生を経て、2002 年渡英。セントラル・セント・マーチンズ美術大学コミュニケーションデザイン科にて学士号を取得後、イギリスにてハンズ・ディエター・ラハイトに師事しPhaidon Press のプロジェクトなどに参加。2006 年、スイスのキアッソ市立美術館のアートディレクターに就任。南スイス州立大学SUPSI のデザイン・コラボレーターを経て2012 年に帰国し、デザインスタジオ&Form を設立。グローバルデザインプラットフォームForm 主宰。 主な受賞歴にタイポディレクターズクラブ「タイポグラフィック優秀賞」(ニューヨーク)、Premio Möbius「グランプリ」(スイス)、ラハティポスタービエンナーレ「ファイナリスト」(フィンランド)、日本タイポグラフィ協会「ベストワーク」等。審査歴にD&AD「Typography」部門審査委員長等。宮城大学非常勤講師(2019-)、経済産業省「国際化支援アドバイザー」(2012-18)。

&Form(アンドフォーム)

&Form(アンドフォーム)はデザインが持つ視点と概念を基軸に、装飾的で一過性ではないクリエイティブアウトプットと、デザインを効果的かつ戦略的に活用するためのデザインコンサルティングを強みとするビジュアルコミュニケーションデザインスタジオです。プロジェクトの本質を抽出し、そこから導き出した構想や解決策をアナログからデジタル、平面から空間までいかなるメディアや環境においても可変可能なビジュアルコミュニケーションを主軸にブランド構築を行い、一貫性とグローバルな美しさを意識したトータルデザインへと導きます。また、デザイナーの役割や意義、思想、教育について探求し、多方向から発信していくグローバルデザインプラットフォーム「Form(フォーム)」も運営しています。
http://andform.jp
http://formtokyo.com

中村竜治(中村竜治建築設計事務所)

建築家。長野県生まれ。東京藝術大学大学院修士課程終了後、青木淳建築計画事務所を経て、2004 年中村竜治建築設計事務所を設立。主な仕事に「へちま」(ヒューストン美術館、 サンフランシスコ近代美術館収蔵)、「とうもろこし畑」(東京国立近代美術館「建築はどこにあるの?7 つのインスタレーション」)、「JINS 京都寺町通」、「神戸市役所1号館1 階市民ロビー」、「&Form スタジオ兼ギャラリー」、「MAnature」など。主な受賞に京都建築賞優秀賞、JIA 新人賞など。著書に「コントロールされた線とされない線」LIXIL 出版。

出展作家

Alfio Mazzei アルフィオ・マッツェイ
http://alfiomazzei.com/

Balmer Hählen バルマー・ヘレン
https://www.balmerhahlen.ch/

CCRZ シー・シー・アール・ゼット
https://ccrz.ch/

ECAL ローザンヌ州立美術大学
https://www.ecal.ch/fr/100/homepage

Futur Neue フートゥル・ノイエ
http://www.futurneue.cc/

Gavillet & Cie ギャヴィエ&シ
https://www.gavillet-cie.com/

Hubertus Design フーベルトス・デザイン
https://hubertus-design.ch/

Jannuzzi Smith ヤヌッチ・スミス
http://www.jannuzzismith.com/

Kasper-Florio キャスパー・フロリオ
http://kasper-florio.ch/

Notter+Vigne ノッテル+ヴィーニュ
http://www.notter-vigne.ch/

Simone Cavadini シモーネ・カヴァディーニ
http://simonecavadini.com/

Studio Feixen スタジオ・フェイクセン
https://www.studiofeixen.ch/

SUPERO スーペロ
https://supero.ch/

Swiss Typefaces スイス・タイプフェイシズ
https://www.swisstypefaces.com/

Zurich University of the Arts チューリッヒ芸術大学
https://www.zhdk.ch/en/zurich-university-of-the-arts-1

会場

〒600-8411 京都市下京区烏丸通四条下ル水銀屋町620 COCON烏丸3F
TEL:075-585-5370   FAX:075-585-5369
開館時間:11:00-19:00  土日祝は18:00まで
休館日: 月曜日(祝日・振替休日の場合はその翌日)、 祝日の翌日(土日にあたる場合は開館)
市バス「四条烏丸」徒歩すぐ、地下鉄烏丸線「四条駅」2 番出口、阪急京都線「烏丸駅」 23番・ 25 番出口すぐ。 入場無料 、駐車場無