展覧会情報
第302回 工藤青石展「形と色と構造の感情」
2011年09月02日(金)~09月28日(水)
さらには商品のイメージをより広げていく仕事、クリエイティブディレクターとしての近年の活躍も目覚しい工藤氏が、本展では自身のクリエーションを「形と色と構造」という視点から捉えます。
様々な用途、ニーズなどといったブランドやマーケティング要素、すなわち「色」が複合的に絡んだ商品からすべての要素を取り払って抽出される純粋な「形」を追求し、「色」の与えられた実際のもの(商品)を見つめ、そしてそれを手にする人たちといかにコミュニケーションしていくかの「構造」を考える。
日々、ブランディングなどといった非常に複合的でコンセプチュアルなプロジェクトと向き合う工藤氏の、「形」に対するより直感的で素直な感性を体験する機会となります。
※展覧会に合わせて、『gggBooks-99 工藤青石』を刊行いたします。
会場
ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)
〒104-0061東京都中央区銀座7-7-2 DNP銀座ビル1F
Tel. 03-3571-5206
11:00am-7:00pm(土曜日は6:00pmまで)日曜・祝日休館
入場無料
ギャラリートーク 「三次曲面のエッセンス」
日時:9月22日(木) 6:30-8:00pm
出演:工藤青石、平野敬子
会場:DNP銀座ビル3F
入場無料 要予約 定員70名
*9月2日(金)11:00amより 当サイト上で参加申し込み受付を開始します。
参加ご希望の方はこちら よりお申し込みください。
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工藤青石(くどうあおし)
デザイナー、クリエイティブディレクター
1964年東京生まれ。1988年東京芸術大学卒業。同年資生堂入社。1992年から1996年パリ勤務。同社の国内および海外市場に於けるデザイン開発に携わる。2005年独立し、デザイナー平野敬子と共にコミュニケーションデザイン研究所(CDL/Communication Design Laboratory)設立。「コミュニケーションをデザインする」という視点に立ち、プロダクトデザインからブランドイメージのディレクションまで、分野を横断的に活動を行う。東京芸術大学非常勤講師。’01毎日デザイン賞、東京ADC会員賞、東京ADC賞、米国建築家協会ニューヨーク最優秀デザイン賞、I.D.award、日本パッケージデザイン賞大賞、DDA賞大賞、ニューヨークADC賞銀賞など国内外で受賞多数。主な仕事に、「SHISEIDO MEN」「IPSA」「Za」など化粧品のプロダクトデザイン、パッケージデザイン。資生堂「qiora(キオラ)」のクリエイティブディレクション、商品、ニューヨークショップのディレクション、デザイン。三越ブランドイメージディレクション。竹尾×日清紡のパッケージ用紙「気包紙」の開発ディレクション、デザイン。「SHISEIDO PROFESSIONAL」ブランドのトータルディレクション。www.cdlab.jp
お問い合わせ
ギンザ・グラフィック・ギャラリー 担当:尾澤 Tel. 03-3571-5206