展覧会情報

京都dddギャラリー第216回企画展 Graphic West 7: YELLOW PAGES

2018年04月10日(火)~06月23日(土)

design by Sulki & Min
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京都dddギャラリーでは、「Graphic West 7:  YELLOW PAGES」を開催します。「Graphic West」は、dddが関西にとどまらずアジアにまで視野を広げた企画展として大阪時代から開催していたシリーズ企画です。
その4年ぶり7回目となる本展では、グラフィックデザイン専門誌『アイデア』誌上でアジアのグラフィックデザイナーを取り上げてきた連載「YELLOW PAGES」を展覧会として再構成します。今回登場するのは、台北のアーロン・ニエ、北京のシャオマグ&チャンズィ、そしてソウルのナ・キムの若手の3組です。
展覧会では、最終的な作品を展示するだけでなく、クライアントや写真家、編集者、印刷会社など、協働者たちとの関係性も紹介します。本展が、アジア各都市のデザインをめぐる状況の一端をご覧いただく機会となれば幸いです。
 

お知らせ

終了しました: ギャラリートーク

ホスト: 後藤哲也(近畿大学専任講師/本展キュレーター)、室賀清徳(『アイデア』編集長)
ゲスト: Sulki & Min(韓国)、Javin Mo(香港)、杉崎真之助(大阪芸術大学教授、グラフィックデザイナー)
日時:  4月10日(火)16:30-18:00
会場:  京都dddギャラリー
      入場無料、要予約、定員40名
      こちらのイベントは終了しました。

終了しました: オープニングパーティ

日時: 4月10日(火)18:00-19:00
会場: 京都dddギャラリー

終了しました: クロージングトーク

ほぼ同時期に同じ大阪でスタートした「KITAKAGAYA FLEA ASIA BOOK MARKET」、「UNKNOWN ASIA」というアジアにフォーカスしたブックフェアとアートフェアについて、企画者のお二人にお話しをうかがいます。「YELLOW PAGES」を含め、なぜアジア・フォーカスな企画が大阪で立ち上がっているのか、その背景や思いなどについてトークをします。

谷口純弘(FM802/digmeoutプロデューサー/Unknown Asia プロデューサー)
松村貴樹(Kitakagaya Flea & Asia Book Market主宰/『IN/SECTS』編集長)
後藤哲也(近畿大学専任講師/本展キュレーター)
日時: 6月16日(土)16:00-17:30
会場: 京都dddギャラリー
     入場無料、要予約、定員40名
     こちらのイベントは終了しました。

終了しました: 【学生限定ワークショップ】From image to imagination

台湾を代表するグラフィックデザイナーAaron Nieh(アーロン・ニエ)によるイメージ(図像)をモチーフにしたデザインの基礎ワークショップ。美的な感覚原則について掘り下げます。

必要なもの(各自ご持参ください。)
- 使い慣れた画像編集用ソフト(例:Adobe Photoshop)がインストールされたノート型パソコン
- カメラ機能のついた携帯電話、もしくはスマートフォン
- リラックスした気持ち

日時: 4月21日(土)13:30-16:30
対象: 学生
会場: 京都dddギャラリー
定員: 5名
参加無料、要予約 
※定員に達しましたので、受付を終了しました。


 

終了しました: 【学生限定ワークショップ】捨てられた本(あるいは「お気に入りの本の喪失」)

北京で活躍するグラフィックデザイナーシャオマグ(Xiao Mage)によるワークショップを開催します。処分しようと思っている本を持参してください。このワークショップでは、カッターやのり、針、糸、ペンなどを使って、本を変身させます。何をしても良いです。
どのようなワークショップか来てのお楽しみです。
日時:6月9日(土)13:00-
会場:大阪芸術大学10号館1階プロジェクトルーム  
講師:シャオマグ(北京)
通訳:王 怡琴(SHINNOSKE DESIGN)
対象:学生
参加無料、定員5名、要予約
※こちらのイベントは終了しました。

 

主催、協力

主催: 公益財団法人DNP文化振興財団
協力: 『アイデア』(誠文堂新光社)

休館・特別開館/アクセス

開館時間 11:00-19:00 ※土曜日と6月17日(日)は18:00まで
日曜・祝日休館 ※特別開館6月17日(日) 入場無料
〒616‒8533 京都市右京区太秦上刑部町10
TEL: 075-871-1480 FAX: 075-871-1267
地下鉄東西線 太秦天神川駅1番出口 徒歩3分、嵐電嵐山本線 嵐電天神川駅 徒歩5分、
市バス・京都バス 太秦天神川駅前下車、駐車場無

出展作家

■アーロン・ニエ, 台北 / Aaron Nieh, Taipei
1977年生まれ。音楽関連のデザイン,書籍デザイン,そしてアート関連のグラフィックデザインを多く手がける。ここ数十年の台湾デザイン史において最も際立ったデザイナーのひとり。繊細なタイポグラフィと独特のビジュアルセンスが高く評価され,2012年には、AGI (Alliance Graphique Internationale)メンバーに選ばれた。

■シャオマグ&チャンズィ, 北京/ Xiao Mage & Cheng Zi, Beijing
共に1970年生まれ。清華大学美術学院を 2000年に卒業。
シャオマグは,グラフィックデザイナーであり,編集者としても活動。チャンズィは,フリーの商業デザイナーとして活動している。

■ナ・キム, ソウル/ Na Kim, Seoul
グラフィックデザイナー。KAISTでプロダクトデザインを,そして弘益大学でグラフィックデザインを学び,オランダのヴェルクプラーツティポグラフィで学んだ後,アムステルダムで自身のデザインスタジオを開く。現在,テーブルユニオン,ならびに,コモンセンターのメンバーとして,ソウルを拠点に活動している。

■キュレーター
後藤哲也 Goto Tetsuya
デザイナー。OOO Projectsディレクター。近畿大学文芸学部専任講師。主にグラフィックデザイン周辺の研究に取り組み、HFBK(ドイツ)客員研究員として、非西欧地域でのグラフックデザインを調査研究する「InterGraphicView」にも参加している。主な展覧会企画に「GRAPHIC WEST 5」(dddギャラリー、2013年)、「グラフィズム断章:もうひとつのデザイン史」(クリエイションギャラリーG8、2018年)などがある。

■展示デザイン監修
久慈達也 Tatsuya Kuji
1978年、青森市出身。東北大学大学院国際文化研究科博士課程を中退後、神戸芸術工科大学図書館研究員を経て、2012年にデザイン専門の展覧会企画・編集事務所DMLを設立。展覧会企画や原稿執筆のほか、デザインに関する講演や講座も担当している。

■空間設営
いとうともひさ   Ito Tomohisa
2008年 神戸芸術工科大学 芸術工学部 環境デザイン学科卒業。各地を旅してその場にある素材を加工したり空間に転用したり、その場で作り方を試行しながら施工をする大工。また、地域に関わる人たち(設計・施主・その他プロジェクトメンバーなど)とのコラボレーションを軸にして「つくり方」の企画・指導も行っている。

 

『アイデア』誌に掲載していた「YELLOW PAGES」が電子版でリリースしました。

『アイデア』で掲載していた「YELLOW PAGES」が電子版でリリース。
展示しているアジア3都市に加え、香港、バンコク、ホーチミン、シンガポールのデザインの潮流を読み解くことができます。
「YELLOW PAGES」を読んで、展覧会を見ていただくと、より一層アジアの熱に圧倒されます。
http://www.idea-mag.com/books/yellow-pages/