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第24回 DNPグラフィックデザイン・アーカイブ展 Vol.2  グラフィックデザインの時代

2001年10月20日(土)~12月20日(木)

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本展は、DNPグラフィックデザイン・アーカイブの第2回展として、「グラフィックデザインの時代」と題し、中村誠、灘本唯人、木村恒久、粟津潔、宇野亜喜良、横尾忠則、平野甲賀の7氏を取り上げました。
日本のグラフィックデザインが揺籃期を終え、社会や文化のあらゆる局面で飛躍的に存在感を増していったのは1960年代のことです。この時代には、日本デザインセンター設立、「世界デザイン会議」東京開催、東京オリンピック開催、グラフィックデザインが重要な役割を果たしたサブカルチャー・ムーブメントの隆盛など、グラフィックデザインをめぐる多数の出来事や流行がありました。
本展の7人はいずれも、この「グラフィックデザインの時代」の幕開けとともに本格的な活動を開始し、時代を体現する存在となったグラフィックデザイナーです。彼らが後続の世代に与えた影響は大きく、日本の現代グラフィックデザイン史を語る上で欠かすことができません。
本展では、現在もなお日本のグラフィックデザイン界の牽引役として第一線で活躍する彼らの代表作約110点を展覧し、日本の現代グラフィックデザインの軌跡を検証しました。

記念トークショー

パネリスト:横尾忠則(アーティスト)、柏木博(デザイン評論家)
2001年10月20日