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第31回 タイラーグラフィックス・アーカイブコレクション新収蔵作品展

2003年09月13日(土)~12月23日(火)

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アメリカ現代版画を代表する版画工房タイラーグラフィックスは、1974年の設立以来、40名以上のアーティストの1,000エディションを越える版画作品を発表してきました。そこで制作したアーティストには、フランク・ステラ、デイヴィッド・ホックニー、ロイ・リキテンスタイン、ヘレン・フランケンサーラーといった、20世紀後半のアメリカ美術の巨匠たちが名を連ね、彼らとのコラボレーションによって生み出された作品群は、アメリカ現代美術の足跡を物語るに足る内容を誇ります。
現在、それらの全容はウォーカー・アート・センター(ミネアポリス)やオーストラリア・ナショナル・ギャラリーにアーカイブ・コレクションとして収蔵されていますが、日本でも、CCGAがタイラーグラフィックスとの協力関係のもと、作品を収集し公開してきました。その作品数は1,000点以上にのぼり、同工房が発表した主要な作品をほぼ網羅しています。
本展では新収蔵作品展として、当時新たにCCGA所蔵となった作品から、ジェームズ・ローゼンクイストの全長10メートルにおよぶ大作「時の塵」をはじめ、フランク・ステラ、ドナルド・サルタンらの新作を展示、アメリカ現代版画芸術の魅力を紹介しました。

出品作家

ウィリアム・クラッチフィールド
ヘレン・フランケンサーラー
ロバート・マザウェル
サム・ポージー
ジェームズ・ローゼンクイスト
スティーヴン・ソーマン
フランク・ステラ
ドナルド・サルタン