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第34回 「版で発信する作家たち2004」展

2004年09月18日(土)~12月23日(木)

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福島県は、古くは日本の洋式版画の草分けである亜欧堂田善や、戦後の版画芸術に大きな足跡をのこした斎藤清を輩出した土地であり、現在も多くの作家がその後継者として、すぐれた版画作品を制作しつづけています。 「版で発信する作家たち」展は、福島における版画芸術の活性化と普及を目的に、作家と複数の画廊の共同自主企画展として2002年に第1回展が開催されました。その3回目にあたる本展は、福島県中央地区の6つの画廊(鹿島神社参集殿、ギャラリー觀、ギャラリー万世、ギャラリーマスガ、ギャラリーむかわ、LABOTTO)に加え、現代版画をコレクションや展覧会事業の柱として活動をつづけてきたCCGAが参加し、県内の版画文化のさらなる発展を促すとともに、地方から全国に向けた新たな情報発信をおこなうことを目指して企画されました。 6つの画廊会場ごとに選出された、福島在住の作家を中心に県外の作家を加えた計20名が各画廊で展示をおこなうと同時に、参加作家全員の作品が一堂に会する合同展をCCGA会場でおこない、福島の版画芸術の現況を展覧しました。

出品作家

青山 果、浅野太平、安部直人、生田宏司、伊藤集三、今泉忠善、大場英二、小島安男、小林寿一郎、斎藤嘉平、下山田晴彦、玉川岩雄、野口和洋、長谷川雄一、平栗洋三、星 博人、丸山浩司、山中 現、吉田成寿、渡辺永子