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第51回 ロイ・リキテンスタイン展：タイラーグラフィックス・アーカイブコレクション展Vol.22
2010年06月12日（土）～09月12日（日）
ロイ・リキテンスタインは1960年代初頭、広告や漫画のイメージを直接引用した絵画により、ポップ・アートの旗手として注目を浴びました。消費社会のアイコンをそのまま美術の中に持ち込んだインパクトだけでなく、印刷の網点やストライプ、太い輪郭線とフラットな原色から作り出される独特の強固な絵画空間によって、彼はポップ・アートのみならずアメリカ現代美術を代表する作家であり続けました。リキテンスタインは、自身の作風を実現するのにかっこうのメディアとして版画制作にも情熱を燃やし、数々の名作を生み出してきました。本展は、リキテンスタインがタイラーグラフィックスで制作した版画を展示し、その作品世界の魅力に迫りました。
