展覧会アーカイブ
展覧会情報
ギンザ・グラフィック・ギャラリー第367回企画展 HARUMI YAMAGUCHI×YOSHIROTTEN Harumi's Summer
2018年07月06日(金)~08月25日(土)
本展では、山口はるみ自身の発案により、グラフィックアーティスト/アートディレクターYOSHIROTTENをコラボレーターとして迎え、2018年夏限定 [Harumi’s Summer] を展開します。当初の目的から切り離されても、その輝きを失わない普遍的な力が山口の仕事ひとつひとつに宿っているからこそ実現できる試みです。エアブラシによる代表作をはじめ、多彩な表現技法を採用したPARCO「のように」シリーズや、吉屋信子伝(田辺聖子著)のための美しい挿絵、JRAのために描いた優雅な馬たち他、山口が対象と真摯に向き合い、技法を吟味し、世に送りだしてきた傑作の数々を、YOSHIROTTEN独自の視点で切り取り、再構築します。
'時代を弾くイラストレーション’ ―山口の盟友小池一子さんがそのように評する山口はるみの仕事と、新世代のクリエイティブとの、ひと夏限りのセッションをお楽しみください。
お知らせ
会場
〒104-0061
東京都中央区銀座7-7-2 DNP銀座ビル1F/B1F
ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)
TEL:03-3571-5206/FAX:03-3289-1389
11:00am-7:00pm
日曜・祝日休館/入場無料
会期中、2Fのグラフィック・アーカイブ・ライブラリーでも原画とPARCOのCMをご覧いただけます。
協力
NANZUKA
オープニングパーティ
日時:7月6日(金)5:30-7:00pm
会場:ギンザ・グラフィック・ギャラリー
ギャラリートーク
日時:7月13日(金)6:30-8:00pm
出演:小池一子 + 山口はるみ + YOSHIROTTEN
会場:DNP銀座ビル3F
入場無料 要予約 定員70名
* 定員に達しましたので、受付は終了いたしました。
出版
『gggBooks-126 山口はるみ』
序文:小池一子(クリエイティブ・ディレクター/十和田市現代美術館館長)
編集・デザイン:Yoshiro Nishi, Satomi Umezu(YAR)
Harumi Yamaguchi(山口はるみ)
松江市生まれ、東京芸術大学油画科卒業。西武百貨店宣伝部デザインルームを経て、フリーランスのイラストレーターとして、劇場、映画館、ミュージアム、レストラン、そしてアパレル店舗を融合したPARCOの広告制作に参加。1972年よりエアブラシを用いた女性像を描き、一躍時代を象徴するアーティストとなる。近年、山口の作品は、2018年Nottingham Contemporary(イギリス)「The House of Fame」、2017年Centre Pompidou-Metz(フランス)「Japanorama. A new vision on art since 1970」、2016年PARCO MUSEUM個展「Hyper! HARUMI GALS!!」(東京)といった展覧会で国内外の美術館でも発表されている。 パブリックコレクションとして、Museum of Modern Art(ニューヨーク)、CCGA現代グラフィックアートセンター(福島)などに作品を収蔵。
www.yamaguchiharumi.com
YOSHIROTTEN (ヨシロットン)
1983年生まれ魚座。東京をベースに活動するグラフィックアーティスト、アートディレクター。アーティストとしてグラフィック、映像、立体、インスタレーション、音楽など、ジャンルを超えた様々な表現方法での作品制作を行う。また国内外問わず著名ミュージシャンのアートワーク制作、ファッションブランドへのグラフィック提供、広告ビジュアル制作、店舗空間デザインなど、アートディレクター、デザイナーとしても活動している。ロンドン、ベルリンでの個展を経て、2018年Tolot heuristic SHINONOMEにて大規模個展『FUTURE NATURE』を開催。400坪に及ぶ空間を用いた巨大インスタレーション作品から立体、映像、グラフィック作品を制作し、5000人近くに及ぶ観客動員数を記録し、過去最大規模の個展となった。また、GASBOOKより作品集『GASBOOK33 YOSHIROTTEN』を発売。
www.yoshirotten.com
お問合せ
ギンザ・グラフィック・ギャラリー 高木 03.3571.5206