展覧会アーカイブ

展覧会情報

第165回 真 and/or 善 杉崎真之助と高橋善丸のグラフィックデザイン

2008年11月25日(火)~12月24日(水)

  • シェア
  • ツイート
  • URLコピー
アナログからデジタルへ、日本のグラフィックデザインを30余年にわたり駆け抜けてきた杉崎真之助と高橋善丸。昨年はハンブルク美術工芸博物館で大規模な展覧会も開かれました。今回のddd企画展では、二人のデザイナーが制作する日々の中で育んできたエッセンスを抽出し、構築と造形というそれぞれの特徴的なスタイルに焦点を当てることで、コミュニケーションデザインの原点を探ります。  企画展のテーマは「真 and/or 善」。共通性のANDと独自性のORで、二人のデザイナーを結んでいます。情報と印象を構築する杉崎、情感と湿度の造形を追求する高橋。同大学で同学年。奈良生まれと富山出身。ともに大阪を拠点に活躍。コミュニケーションデザインの領域が拡大・拡散していく現在、もう一度ポスターという簡潔な表現でグラフィックデザインの本質に迫ります。今回の展覧会のためのオリジナル作品を中心に、過去の作品からセレクトしたポスター約40点を加えて展示いたします。