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展覧会情報

第337回企画展 So French  Michel Bouvet Posters

2014年09月03日(水)~09月27日(土)

Design: Michel Bouvet
Design: Michel Bouvet
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ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)の2014年9月は、ポスターアーティストとして第一線で活躍するミシェル・ブーヴェ氏の登場です。
ポスターがメディアとして未だ重要な役割を果たしているパリにおいて、ブーヴェ氏は数々の文化施設の演劇ポスターを制作しており、
そのシンプルかつ大胆でインパクトのある作風は、文化を大切にするパリ市民に長らく愛されてきました。
今回の展覧会では、1Fではイラストレーション、B1Fでは写真を使用した 「So French!(まさにフレンチ!)」 な氏の代表ポスター約40点を、制作過程でのラフ案や、実際に市内に貼られている様子などとあわせ、パリの街の臨場感たっぷりにご紹介いたします。
また、展覧会に併せ、『ggg Books-111 ミシェル・ブーヴェ』の刊行を予定しています。

会場

ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)   
〒104-0061 中央区銀座7-7-2 DNP銀座ビル 
Tel.03.3571.5206 
11:00a.m.-7:00p.m.(土曜日は6:00p.m.まで) 
日曜・祝日休館 入場無料

後援

在日フランス大使館 / アンスティチュ・フランセ日本

ギャラリートーク

日時:2014年9月3日(水)4:00 - 5:30p.m.
出演:ミシェル・ブーヴェ
会場:DNP銀座ビル3F
入場無料、要予約、先着70名 

* 申込は終了いたしました。

ミシェル・ブーヴェ (Michel Bouvet)

1955年、チュニス(チュニジア)生まれ。パリ国立美術学校の絵画科を卒業後、早い時期からポスターやグラフィックアートに取り組む。ポスターアーティストとして、主に、公的機関の文化(演劇、オペラ、音楽、舞踏、美術館、フェスティバル)活動の仕事を手がける。また、本のデザイン・制作を行うほか、自分のアトリエに所属するグラフィックデザイナーたちと共同で、数多くの公的機関のビジュアル・アイデンティティや、フランス内外の美術館や特別展のサインシステムをデザイン・制作している。
ポスターアーティストとしての個展をフランス国内だけでなく、世界各国(オランダ、ドイツ、ルーマニア、ユーゴスラビア、ポーランド、オーストリア、ポルトガル、メキシコ、ソ連、ウルグアイ、チリ、フィンランド、インド、フィリピン、ペルー、キューバ、ギリシャ、南アフリカ、イタリア、チェコスロバキア、アルゼンチン、ハンガリー、アルバニア、スペイン、日本、デンマーク、トルコ、パラグアイ、中国、マルト、ボリビア、カンボジア、エクアドル、カナダ)で開催。主要な国際ポスター賞(ポーランド、フィンランド、チェコスロバキア、アメリカ、中国、日本、ロシア、台湾など)のほぼすべてで、多くの賞を受賞。また何度も審査員を務めている。フランスでは、1987年と1992年に、フランス国立図書館の文化ポスターグランプリを受賞している。
また、後進の指導にも当たっている。パリのESAG/ペニンゲンで教授として教鞭を取るほか、フランス、イタリア、スウェーデン、イスラエル、カナダ、メキシコ、ボリビア、パラグアイ、ブラジル、中国、台湾、オーストラリアで、ポスターデザインのワークショップを指導している。
「世界のグラフィックデザイナー」、「東海岸/西海岸、アメリカのグラフィックデザイナーたち」、「スウィンギング・ロンドン、今日のグラッフィクアートと音楽」、「9人の女性グラフィックデザイナー」「本が大好き!ワールドツアー」、「アメリカンドリーム」、「東京ライブ」、「目的地ロシア」など、数多くの展覧会の企画委員を務めたほか、2000年、2002年、2004年、2006年、2008年、2010年、2012年のエシロル・グラフィックデザイン・フェスティバルの「北‐南、ヨーロッパとラテンアメリカのグラッフィクデザイナー」展(テクスチュエル出版から本を刊行)や、2003年のパリ、ポンピドゥーセンターで開かれた「リーヴル・ドゥ・ポッシュは50歳」展でも企画委員を務めた。2014年、パリで開催されたグラフィックデザイン・フェスティバルでは企画統括委員を務めている。
1997年から、AGI(国際グラフィックデザイン連盟)会員。
http://www.michelbouvet.com/

お問い合わせ

ギンザ・グラフィック・ギャラリー 担当:高木 Tel.03.3571.5206